7月19日（月）　江ノ島裏磯　4：00〜9：00

どうせ青物なんか釣れないだろうと思い、ウルメとアジ狙いで出撃することに。
原チャだと問題ないが、休日は江ノ島に朝5時までは車は入れてもらえないみたいだ。
橋のとこに警官がいた。
そんなことするぐらいなら島に入ってヤンキーを追い出せばいいのに。

釣り場に着いたら暗くて困った。
とりあえず手探りで仕掛けをセットして投げサビキ開始。
あじとウルメがたくさん釣れるようにハリス1.5号のショボイサビキだ。
1投目はスカだった。
暗いし、隣の人と絡まってもやだしやる気がしない
と思ったら、よく見たら隣の人はうらしまさんだった。
とりあえず2投目。
足元で何かが掛かった。
ムツっ子だ！
初めて釣ったので喜び勇んでキープする。
そして、なんと次はアジが6本針に5匹ついてきた。
どうりでいい引きをしたはずだ。
こんな感じでアジを適当に釣っていた。

ここで事件が起きた。
いつものように遠投後に、竿をしゃくっていると心地よいアタリ。
アジが掛かったようだ。
もっとたくさん針につくようにゆっくりゆっくりと巻く。
すると、突然重くなった！
しかも、かなりの引きだ。
これは40cmソーダガツオや、43cmサバを超える引きだ。
私が今まで人生でであった中でもっともアグレッシブな魚。
磯竿4号が満月にしなる！
いったい何が掛かったのか謎である。
明らかにワカシより大物だ。
勝手にアカエイだと思い込む。
ハリス1.5号なので慎重に巻く。
そして、私の華麗なテクニックにより魚が水面に浮いてきた。
ヒラメだ！しかもでかい！
この瞬間私は理性を失った。
理性を失った脳で必死に考えた。

このヒラメはでかい→ハリス1.5号→抜きあげたら切れそう→タモ欲しい→でも誰も持ってない→そうだ！大潮満潮だから寄せ波に乗せて陸にあげよう！

で、試してみた。
寄せ波に乗せて、うまいぐあい陸に上がった。
しかし、その時点でハリスが切れ、一度陸にあがったヒラメが再び波と一緒に海にお帰りになられたのである。
私は我を忘れて寄せ波の中にヒラメを取りに行ったが、ヒラメをつかむことはできず、スパイクブーツの中に海水が入って気持ち悪くなっただけだった。
私は非常に落胆し、しばらく釣りをする気に慣れなかった。
ああ、人生とはなんと無情なものなのだろうか。
このような不条理なことが起こってよいのだろうか。
私は大変暗い気持ちで一日過ごしたのであった。
ちなみに、この事件には信用できる目撃者がいるUさんやSさんやPさんだ。
Sさんによれば最低でも35cmはあったとのこと。ｄ

この事件でアジとウルメの地合を逃してしまい、小物もしょぼい結果に。
その後ぴろろんさんがジグでワカシを釣ったので私も真似をしてジグを投げることに。
しばらく元気にしゃくってたらワカシが釣れた。
今の季節にしてはまあまあの型だ。
後で計ったら35.5cmあった。
世の中には35cm以上をイナダと定義する人もいる。
しばらくやってらもう1匹釣れた。
今度は小さい。28cmだ。
アタリやバラシは他にも何回かあったけど取り込むには至らなかった。
結局今日のワカシは2匹。
まあ、そこそこのサイズが釣れたので普段なら喜ぶところだが、今日はメラヒ事件のせいでどうも正直に喜ぶことができない。

飽きたので弓角を投げてみたら数投したら天秤ごと海に吹っ飛んでいった。
ムカついたので終了。
2週間前にもらったジャリメで投げ釣りするも5投で飽きて終了。
帰ろうとしたらぴろろんさんがシイラを釣ったので真似してジギングを再開したが釣れなくてめんどくさくなって帰ることにした。
そういえばぴろろんさんがシロサバフグを釣ってた。
Sさんがいれば鑑定してもらえたのだがちょっと手遅れだった。

ワカシは「東京からの弓角」でうまいと紹介されていた紹興酒漬けにしてみたら本当においしかった。
これなら、ワカシをたくさん釣っても困らない。

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